味付生節<醤油>
おかずに、酒の肴に。
鰹節のように完全には乾燥していないため、そのまま食材として利用できます。
味付生節
味付生節とは
生節(なまぶし)とは鰹を茹でたもので、ゆで節、生利節(なまりぶし)とも呼ばれ、高知ではメジャーな食べものです。
鰹節のように完全には乾燥していないため、そのまま食材として利用できます。
当店の秘伝のタレに1~2日漬け込んで作っています。
生節(なまぶし)その由来
古来より食材として親しまれていた鰹ですが、生節として製造が盛んになるのは江戸時代以降でした。
水分を40%程度含み保存期間に制限があるため長期保存が可能な鰹節よりも生産量は少なく、生産地周辺の地域、鮮魚より少し広い程度の範囲にしか流通させることができなかったのです。
鉄道での輸送が始まったことにより、東京・大阪など大都市まで流通できるようになりました。
鰹とは?
鰹は全世界の熱帯・温帯海域に広く分布します。
日本では太平洋側に多く、日本海側では稀です。
摂氏19〜23度程度の暖かい海を好み、南洋では一年中見られますが、日本近海では春に黒潮にのって北上し、秋には水温の低下に伴い南下してきます。
南下してきた鰹は、「戻り鰹」 と呼びます。
鰹はスズキ目サバ科に属する魚の一種です。鰹の語源は、「硬魚(かたうお)」が転じたもので、縄文時代から食べられてきましたが、古くは生で食べられることはなく、硬く干したものが、産地から送られていました。
そのため「硬魚(かたうお)」と呼ばれ、それが名前となりました。
また「勝魚」とも書き、武家にとって武運長久につながる魚ともされていました。
食性は肉食性です。
旬は春と秋。産卵期は夏と冬で、赤道周辺では周年、国内では多くは夏に産卵しています。
鰹は常に泳いでいないと呼吸ができない稀な魚です。
つまり休むことなく一生泳ぎ続けるのです。
その回遊距離は一生に100万kmおよそ地球20周分以上にも及ぶといわれています。
また、鰹は泳ぎながらカラダを半分ずつ休ませるという人間には到底出来ない技を持っています。
戻り鰹は初鰹と違い、エサをたっぷりと食べているので魚体も一段と大きくなり、低い海水温の影響で脂がのっており脂がのって大変美味しく 「トロ鰹」などとも呼ばれています。
爽やかでさっぱりとした味わいの初鰹、こってりと濃厚な味わいの戻り鰹、 土佐の鰹はその季節ごとに変わる味が自慢です。
鰹に含まれる成分は健康な生活に欠かせない!
鰹はタンパク質が多く、逆に脂質が少ないため健康的で、低カロリーな食材です。
鰹は、血液をサラサラにしてくれるEPA(エイコサペンタエン 酸)や、脳の働きを活性化するDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでいることでも有名です。
また鰹には、コレステロールを減らし、肝機能を高めるタウリンが豊富に含まれています。
さらに鰹は、ビタミンB群・Dも豊富で、とくに血合い肉に含まれるビタミンB12は魚肉の中ではトップです。
ミネラル成分もカルシウム、カリウム、亜鉛などがバランスよく含まれています。
これらにより鰹は高血圧、動脈硬化、肝臓疾患などの生活習慣病、悪性貧血や子どもの発育不全、女性の不妊症、ボケなどの症状を予防する食材として近年注目されています。
生節(なまぶし)の召し上がり方
生節は「生利節(なまりぶし)」とも呼ばれるやわらかい鰹節です。生ものに近い製品で自然食品ですから、やわらかくて調理しやすいのが特徴です。
包丁や調理ナイフで簡単に切ったり削ったりできます。お好きなサイズに削ってお召し上がりください。
3~5分熱湯で温めると一層美味しくなります。
筍(たけのこ)と一緒に煮る土佐煮は、風味を存分に味わえます。
マヨネーズであえて野菜サラダにしてもおいしいです。ツナ缶とはまったく違う風味と味わいとなります。
生節(なまぶし)の保存方法
生ものに近い製品で自然食品でございますから、お買い上げ後は冷蔵庫に保存してできるだけお早めにお召し上がりください。
お客様の声
担当者からの一言
鰹にうるさい土佐人が、丹精こめて作ったこの生節で高知の“旨い”を感じてください!!
ご購入はこちら!
品名 | 味付生節<醤油> |
---|---|
内容量 | 1本 |
賞味期限 | 開封前冷蔵3ヶ月 |
備考 | オーソドックスな醤油味。生節で一番注文が多い味です。要冷蔵10℃以下で保存してください。開封後はお早目にお召し上がりください。 |
販売者 | 株式会社末広:高知県土佐郡土佐町 |