土佐のびんび干物せっと(一豊せっと)
『びんび』とは土佐弁で魚のこと。
土佐沖の新鮮な魚を天日干しした、手作り干物をセットでお届けします。
室戸から足摺岬沖の魚を干物にしています。塩加減が良く毎朝の食卓や、酒の肴にもってこいです。
このセットは土佐藩の初代藩主「山内一豊」の名前を冠した、豪華なセットです。
- カマス開き(3枚)
- サバ片身(3枚)
- 沖うるめ(4~5本)
- 酒盗(1瓶)
- ウルメ(上4本)
- チリメン(約80g)
- フカ鉄干し(上2枚)
カマス開き(3枚)
カマスは白身で味は淡泊です。
このカマスを天日干しにしました。
軽くあぶってお召し上がり下さい。
サバ片身(3枚)
土佐沖で獲れた脂ののったサバを天日干しにしました。
サバとは
全長約30-50cmで、青緑色の地にサバ類独特の黒い曲線模様が多数走り、腹面は銀白色の地に黒い小斑点があります。
〆鯖・鯖寿司・焼き魚・煮付け・唐揚げ・缶詰など幅広い用途に利用されます。
高知県足摺岬周辺の水深200メートルまでの大陸棚域に生息するゴマサバは土佐清水市で水揚げされます。
立縄漁という独特の漁法で一匹ずつ釣り上げ、生け簀に入れて港まで持ち帰ります。
日本の太平洋各地で水揚げされるサバは秋が旬で「秋サバ」と称され、脂肪が身に入りこみ、身もしまり風味が格段に上がります。
サバの効能
天然の薬といわれる不飽和脂肪酸・DHA(ドコサヘキサエン酸/頭の良くなる成分)は青魚に一番多く含まれています。
良質の脂質を多く含み、鉄分やビタミン・たんぱく質等の栄養素も豊富な健康食品として、非常に価値の高い魚です。
またビタミンB2、ビタミンD,ナイアシンなども多く含まれており、健康な皮フや爪、骨や歯の発育に有効です。
また、脂質は血液中のコレストロールを下げたり、血液のねばりを低めるEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでいるので心臓と脳の血管障害の予防に役立ちます。さらに糖尿病の治療に役立つ物質(ペプチド)も含まれておりその薬理効果の広さは驚くほどです。
沖うるめ(4~5本)
沖ウルメとは
沖ウルメは、高知では知る人ぞ知る名物珍味です。
目が大きく、脂瞼に覆われて「潤んでいる」ように見えるため、ウルメと呼ばれています。
別名ニギス、沖キスなどとも呼ばれています。
通常のウルメが近海の浅い海で獲れるイワシの一種なのに対し、沖ウルメは水深100~300mの深海魚です。
沖ウルメの味
目が大きく脂がのっているのが特徴です。
身は白身でやわらかく、同じ深海魚のメヒカリの干物と同じく淡白ながらも脂ののった旨味のある味です。
焼くと皮はパリッと、身はほろほろと口の中でほどけるような柔らか食感が特長です。
焼くとジューっと音を立てて脂が身に染み出します。
極上の甘みのある脂が身に染みこむことで旨みが増します。
沖ウルメのお召し上がり方
軽く炙ってお召し上がり下さい。
驚くほど脂がのっているため、ゆっくり弱火で焼くのがコツです。
焼いてそのまま食べるのはもちろん、レモンやスダチを搾っても美味しくお召し上がりいただけます。
またフライパンにバターを引いて焼いてもおいしくいただけます。
日本酒の肴にすると絶品です。
酒盗(1瓶)
酒盗とは、鰹の内臓の塩辛のこと。
これを肴に飲むと酒がすすんでしまい、「盗まれるように酒がなくなっていく」あるいは「酒が無くなったら盗んででも飲みたくなる」からとも云われています。
土佐藩主「山内豊資」が好んだといわれています。
鰹の内臓は4~5kgのものでも50g程しか取れないため、大変貴重なのです。
最近は酒盗を料理の調味料として使った様々な調理法が考案されています。
生で和え物などにしたり、アンチョビのように加熱してチャーハンのような炒め物、また煮物などに隠し味として使うと料理のコクが増します。
ウルメ(上4本)
ウルメとは鰯(イワシ)の仲間。
目が大きく、脂瞼に覆われて「潤んでいる」ように見えるため、ウルメと呼ばれています。
成魚は全長30cmに達することもあり、体は前後に細長く、断面は背中側がやや膨らんだ卵型をしています。
イワシは鰯と書くとおり非常にキズに弱く、なかなか取り扱いが難しい魚です。
旬は11月~3月頃です。
そんなウルメをぜひ食べてみてください。
軽く炙ってお召し上がり下さい。
日本酒の肴にすると絶品です。
チリメン(約80g)
ふわふわプリプリの食感。
目にも美しい、色目が綺麗でつやがあり、プリッとふわっとした釜揚げチリメンです。
しっとりと適度に水分を含んだ上品な仕上がりをお楽しみ下さい。
ちりめんじゃこ
南国市十市産。高知の目の前、土佐湾で水揚げされたカタクチイワシの子をさっと茹で、天日干しにしました。
今年も例年通り、おいしいちりめんじゃこをお届けいたします。
口の中に入れた瞬間「ふわっ」と広がる豊かな風味、ふわふわプリプリの食感は抜群です。
そのままつまんでも、お料理に使っても止まらない旨さ。
ぬくぬくのごはんにかけると最高です。
釜揚げちりめんは天然の旨み成分が豊富なので、そのまま食べるとほどよい塩加減でチリメン本来のおいしさをお楽しみいただけます。
チリメンは鮮度が命ですので、到着後なるべく早くお召し上がり下さい。
保存は冷凍庫で乾燥しないようにお願いします。解凍後もすぐにお召し上がり下さい。
釜揚げちりめんとは?
かたくちいわし(せぐろいわし)の稚魚を昔ながらの製法で釜ゆでした、ふわふわプリプリの食感の釜揚げしらす(しらす干し)です。
一般的には『ちりめんじゃこ』と呼ばれ、関東では『シラス干し』と呼ばれています。
しかしシラス干しが濃い灰色で堅いのに対し、当店の釜揚げちりめんは明るい灰色で、かなり柔らかく仕上げています。
釜揚げ(かまあげ)とは、釜または大鍋で茹でて、茹であがったまま何も手を加えない食材の事です。
当店の釜揚げちりめんは釜茹で後10~30分ほど天日と潮風で余分な水分を飛ばしたもので、ベチャベチャと濡れた品ではなく、しっとりと適度に水分を含んだ上品な仕上がりです。
ふんわりとした食感と深い味わいで、ご飯にかけたり醤油やポン酢をかけてお酒のつまみにすると最高です。
生の感触を活かした仕上げのため日持が悪いので、到着後すぐにお召し上がり下さい。
すえひろ屋のこだわり
高知の中でもシラス漁の盛んな、安芸、十市、横浜などに産地を限定し、素材の質、鮮度ともに一級品を使用しています。
水揚げされた生シラスは、海の音が聞こえるほど海に近い加工工場で釜揚げにされます。
絶妙の塩加減でさっと茹でられたシラスは専用のザルで適度に水気を切り、ホカホカのまま干しの工程に入ります。
干す際には天日干、潮風の自然乾燥でシラス本来の旨味、甘みを引き出します。
このザル揚げ、干しの工程で上品なしっとり感とプリっとした食感が生まれます。
このように作られたシラスの中でも、鰯の大きさ、色味、手触り、食感など、様々な要素よりより良いものを厳選し、混じり物が少なく、色目が綺麗でつやがあり、プリッとふわっとした釜揚げチリメンをお届けしています。
ふかの鉄干し(上2枚)
ふかの鉄干しとは
土佐ではサメのことを「フカ」と呼びます。
海でとれたフカを干したのが「鉄干し」。
高知ならではの珍味です。
高知県でも海側より山中の方が食べられることが多く、保存食や塩分補給として山師のお弁当にも入れられることがあったという山の高級保存食です。
ふかとは
材料は地元の漁師がマイラと呼ぶ「アオザメ」もしくは「ネズミザメ」の2種類に限定しています。
どちらのサメも人食い鮫と呼ばれるほど獰猛なサメです。
サメの肉というと少し怖い気もしますが、食べてみると優しい味に驚くことでしょう。
すえひろ屋の鉄干しのこだわり
数ある「鉄干し」のなかでも上等なのがこの商品。
身がしっかりとしており、仕上がりがきれいでジューシー、また色つやのよい鉄干しができます。
作り方のこだわりとして、「天日干し」にこだわり、雨や曇りの日には生産されません。
スルメのように遠火で炙って、表面がパリッとしてきたら手で裂いて召し上がっていただくのが、一番おいしい食べ方です。
日本酒とのあいくち間違いなし。
担当者からの一言
ぜひ高知の“旨い”を食べてみてください!!
お客様の声
すえひろ屋が責任を持ってお届けします>
ご購入はこちら!
商品名 | 土佐のびんび干物せっと(一豊せっと) |
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内容量 | カマス開き(3枚)、サバ片身(3枚)、沖うるめ(4~5本)、酒盗(1瓶)、ウルメ(上4本)、チリメン(約80g)、フカ鉄干し(上2枚) |
賞味期限 | 冷蔵3日・冷凍1ヶ月 |
販売者 | 株式会社末広:高知県土佐郡土佐町 |